多くの医療従事者が、首、肩、腰などに痛みを抱えながら働いています
私たちは「すべての医療従事者を守る快適な労働環境をつくる」をパーパスに掲げ、医療従事者、学会員、企業の研究者が協働し、活動を進めています。機械、働き方、環境を改善することで医療従事者が技術や経験を存分に発揮できるようになり、多くの人々を救うことができるはずです。
新着情報
* 部会員の活動を紹介します。掲載希望の方は事務局までお問い合わせください。
■ 研究会のお知らせ
★New★2024.9.30 【研究会】2024年11月30日(土)日本生理人類学会フロンティアミーティング(秋期)にて、日本生理人類学会ものづくり研究部会×日本人間工学会 医療労働関連MSDs研究部会 ジョイントシンポジウムが東京都にて開催されます。テーマは 「ヒト特性に矛盾しない働き方を考えるー医療の現場からー」です。本イベントではポスター発表があり、日本人間工学会会員の皆様からも募集しております。こちらは既に発表済みの内容でも可としておりますので、ぜひ奮ってご参加ください。
★New★2024.9.21 【研究会】2024年11月22日(金)第86回日本臨床外科学会学術集会にて特別企画14「日本人間工学会医療労働関連MSDs研究部会」ジョイントシンポジウム ー外科医のためのエルゴノミクス:快適性と効率の追求ーが宇都宮にて開催されます。行政、労使、学術、企業のマルチステークホルダを結集したセッションは、本分野におけるステークホルダ協働の貴重なロールモデルとなるはずです。是非ご参加ください。
★New★2024.9.6 【研究会】ワーク・アーゴノミクス研究部会様との共催セミナー第1回が9/4に開催され、55名の方に参加頂きました。
アンケートの一部は活動記録に掲載されています。
第2回は12/18に開催予定、サブテーマは「モニターの人間工学」です。先着100名までとなりますので、お早めに申し込みください。
メインテーマ
外来・ベッドサイド環境は、オフィスワークと異なり、電子カルテへの記録と同時に患者への対応が優先され、自律性担保の重要性についてもあまり浸透していません。
医療従事者が不足する中で、厚生労働省の進める働き方改革では、総業務時間の規制が中心となっていますが、医療労働環境を人間工学的な側面(家具、機器、UI、疲労、色彩など)から改善するために議論します。
■ MSDs軽減のための記事・部会員活動などの良好実践のお知らせ
2024.9.21【記事】名古屋市立大学、堀寧先生らによるエックス線防護服の加重分散のための補助具開発が日刊工業新聞(2024年9月18日)に掲載されました。
2024.9.13【記事】世話人の名古屋市立大学、堀寧先生らによるエックス線防護服の加重分散のための補助具開発が中日新聞(2024年9月13日)に掲載されました。
2024.9.9 【教育】 日本人間工学会会員によるリレー教育コンテンツ、「医療と私の人間工学 100 Tips」にて
志村 恵 先生のTip6. 体内の変化からストレスを評価する、が一般公開されました。脳波、心拍変動など生体計測を研究や機器開発に取り入れたい方は是非ご覧ください。
2024.9.6 【カンファレンス】部会員の藤田 亜紀子先生、河野 恵美子先生が、2024年9月30日、「いのち輝く未来社会」を実現するジェンダード・イノベーション~女性医師活躍を支える医療機器の共創カンファレンス~にて講演されます。
2024.8.20 【教育】 日本人間工学会会員によるリレー形式の教育コンテンツ、「医療と私の人間工学 100 Tips」にて
Tip4. 対策指向で「疲労」の正体を考える、 Tip5. 人間工学的デザインとは、が一般公開されました。
2024.6.7 【研究会】日本消化器内視鏡学会 第2回 内視鏡関連MSDs予防のための人間工学的対策研究会は2024年11月3日に神戸市で開催予定です。
医療現場に変革を
日本人間工学会会員以外の方でも参加できます。「共同研究をしたい」「機器開発を支援したい」など、研究部会を協働のハブとして活用ください。
入会申込を頂くと部会員紹介に掲載され、メーリングリストから講演会の案内等が配信されます。
一緒に医療現場の改善に取り組みましょう。
* 会費は無料です