パーパス

多くの医療従事者が、首、肩、腰などの痛み=筋骨格系障害(Musculoskeletal Disorders :MSDs)を抱えながら働いています。国内のMSDs有病率は、超音波検査者は60%、内視鏡医師では79%と報告されており、医療従事者の休職や離職の原因になります 。

私たちは「すべての医療従事者を守る快適な労働環境をつくる」をパーパスに掲げ、医療従事者、学会員、企業、様々な研究者が協働し活動を進めています。機械、働き方、環境を改善することで医療従事者が技術や経験を存分に発揮できるようになり、多くの人々を救うことができるはずです。

1) 鈴木浩之他、アンケートによる超音波診断装置及び検査環境に関する検討, 超音波医学 37, S413 , 2010
2) Matsuzaki I, Ebara T, Tsunemi M et al. Effect of endoscopy-related procedure time on musculoskeletal disorders in Japanese endoscopists: a cross-sectional study. Endoscopy International Open 2021; 09: E674-E683

活動内容

MSDs予防ツール・教材の検討・開発
MSDsに関する教育機会の提言
関連学会・研究会等との共同企画の実施
MSDs軽減の良好実践・機器情報の収集と発信
本研究会趣旨に必要と思われる諸活動の実施